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最近うつ病やパニック障害で受診される患者さんが増えています。ほかの多くの病気と同じに、早期診断・治療が、その後の経過に大きく影響します。 少しでも気になることがあれば、早めに治療を受けることをお勧めします。ひとりで悩まず、気持ちを表に出すだけでも楽になることがあります。またご家族の様子が気になるときも、いつでも私たちにご相談ください。 ・パニック障害・うつ病
かつて躁うつ病と呼ばれていた病気を、現在では双極性障害と呼びます。この中で、双極I型とされるものは、経過の中でうつ病相と躁病相の両者を呈します。うつ病相でみられる症状は、うつ病と同じ症状です。
120人に1人位がかかる病気で、自立を試みる20歳前後に起こりやすく、男性のほうが早く発病します。進学や就職の失敗、失恋などがきっかけとなって発病することもありますが、一時的なことと考えないほうがよいでしょう。
一般的に、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害(浅眠感)などに分けられています。入眠障害や中途覚醒は精神生理性不眠(一種の不眠恐怖症で、一般に不眠症と呼ばれるものの大半を占めます)で、早朝覚醒はうつ病や躁状態でしばしばみられます。しかし、統合失調症(精神分裂病)やノイローゼ(神経症)などの疾患も、最初期症状は睡眠障害であることがしばしばなので注意してください。
比較的小人数の集団内で(パニック障害のような雑踏とは対照的に)他の人々から注視される恐れを中心として、そのような状況を回避するようになる病気です。症状としては、赤面、手のふるえ、吐き気あるいは頻尿などがあります。家族と居る時や、人ごみの中では症状は起こりません。社会恐怖とも呼ばれています。なかなか治りにくい病気ですが、精神療法や、自律訓練法、薬物療法を組み合わせることによって、症状は今よりずいぶん楽になります。
病像の中心は全般的・持続的で、いかなる特殊な周囲の状況にも限定されない不安です。主要症状はきわめてさまざまですが、たえずいらいらしている、手や体のふるえ、筋肉の緊張、発汗、頭のふらつき、動悸、めまいとみぞおちの不快などがよくみられます。他の精神的障害を合併する比率が高いことが知られています。したがって、早期からの治療が、とても重要です。
近親者の死に伴って現れる精神症状です。最も多いのが抑うつ状態ですが、急な事故でお子様を亡くされたりすると錯乱状態になることもあります。実際に多いのは中高年層で、配偶者を亡くされた場合です。平均寿命の関係もあり、女性の方が多いのが現状です。生前仲が良ければ良いほど、また死亡について後悔(もっと体調を気遣ってあげてたら、もっと早く救急車を呼んでいたら)していればしているほど、症状は長引きます。 |