暴力は必ずと言ってよいほど習慣化します。ですから初期の段階で、断固としてやめさせる必要があります。家族そろって立ち向かいましょう。二人きりの場面で暴力をふるわれそうになったら、まず逃げましょう。そして、早いうちに専門家の援助を求めましょう。また、統合失調症やシンナー中毒、あるいはアルコールの影響で暴力をふるうこともあります。
うたがわれる病状はこちらです。詳細をご覧ください。
※当院は18歳以上の成人の方を対象とした診療を行っております。
目をパチパチさせる、肩を奇妙にゆするなどは、チックと呼ばれる症状です。多くの場合、周囲が過剰に心配しすぎなければ自然に落ち着いていきます。
しかし、大人になっても症状が続く場合や、就職や環境の変化によるストレスで再発・悪化することもあります。 あまりに症状が強く、職場や学校で支障が出たり、音声チック(汚い言葉を繰り返し発するなど)が加わったりする「トゥレット症候群」の状態になりますと、お薬による適切な治療が必要です。
病状についての詳細はこちらをご覧ください。
家では普通に話せるのに、職場や学校など特定の場所に行くと話せなくなる状態は選択性緘黙(かんもく)と呼ばれます。
多くは子どもの頃から続く症状ですが、周囲から「極端な人見知り」と思われているうちに、大人になって社会生活(就職や学業)に深刻な支障をきたすケースも少なくありません。ご本人の不安や心理的な負担を軽減するアプローチとともに、周囲の理解や環境調整、対人コミュニケーションへの専門的なサポートが有効です。
多動で、注意の集中が困難、あるいは衝動的な行動が目立ち、職場や学校などの集団生活でトラブルや困難を生じている場合は、ADHD(注意欠如・多動症)の可能性があります。
子どもの頃からの「落ち着きのなさ」が、大人になると「期限が守れない」「ケアレスミスが多い」「感情を爆発させる」といった形で現れ、ご家族や周囲との関係に支障をきたすことも少なくありません。
現在は治療薬の選択肢も増えていますが、体質や生活習慣に合わせた慎重な投薬管理が必要です。
病状についての詳細はこちらをご覧ください。
視線を合わせようとせず、表情の変化が乏しい。あるいは、場の空気を読むことや他者との協力が苦手で、集団の中で孤立しがちである。また、特定の物事への強いこだわりがあったり、急な予定変更に対応できなかったりする。
幼稚園や保育園時代からこのような特徴が見られる場合、自閉スペクトラム症(ASD)の可能性があります。
大人になって社会に出たり、学校での自由度が増したりした際に、初めて人間関係の「生きづらさ」として表面化することも少なくありません。
病状についての詳細はこちらをご覧ください。
人の視線が過剰に気になる場合、単なる人見知りから、社会不安症(社交不安障害)、統合失調症まで、さまざまな状態が考えられます。
中でも多いものは、思春期から青年期にかけて起こりやすい社会不安症という状態で、視線恐怖を伴うこともあります。ご本人にとっては、日常生活に支障が出るほど深刻な苦痛を伴います。周囲の方は「気のせいだ」「考えすぎだ」と突き放さず、専門的な治療を促してあげてください。
また、視線に意味付けをしたり、被害的な解釈を伴う場合は、統合失調症の可能性があります。これは100人に1人ほどが経験する、決して珍しくない病気です。現在は優れたお薬も開発されており、早期に適切な治療を始めることで、日常生活へスムーズに戻れる可能性が非常に高まっています。
各病状についての詳細はこちらをご覧ください。
このような症状は、意欲低下と呼び、うつ病を中心とした気分障害で典型的にみられます。ことにうつ病(あるいは躁うつ病のうつ状態)では、朝に症状が強く、登校や出勤がおっくうになります。しかし、場合によっては、ご本人が憂うつな気分を感じていらっしゃらないことがあります。その際は、睡眠や食欲に注意して、それらも低下しているようでしたら、ご家族が受診を促しましょう。
不眠症(睡眠障害)や、ある種の神経症、人格障害などでもおっくうになることがあります。これらももちろん治療の対象です。また、統合失調症(精神分裂病)の初期にこの症状が現れることがあります。この場合早期治療がきわめて重要です。
各病状についての詳細はこちらをご覧ください。
まず考えられる原因は、下記の3点です。
また、強迫症や統合失調症でこのような状態になることもあります。
各々治療法が異なりますので、まず原因をはっきりとさせることが大切です。お薬が有効なものであれば早期の回復が見込めますし、心の悩みが主体である場合は、じっくりと時間をかけて治療に取り組む必要があります。
学生の場合、学年が上がるにつれて「アイデンティティ(自我同一性)」の確立への葛藤や、背景に精神疾患が隠れている場合が多くあるため、焦らず治療に取り組むことが重要です。復学が本当に最善の選択肢なのかを考える必要もあります。
成人の場合、何か職場でストレスとなっている対象があるのかもしれません。そんなときは、じっくりと本人の話に耳を傾けてください。しかし、うつ病やアルコール依存症などが原因で、気力がなくなっている場合も多いので、医学的な治療が必要なケースも少なくありません。
各病状についての詳細はこちらをご覧ください。
最近は不況の影響もあり中高年の自殺が目立ちます。そんなニュースに接するたびに、わたくし達こころの病気をあつかう人間はやりきれない思いになります。例えば、お父さんがふさぎこんでいたら、睡眠や食欲に注意してあげましょう。朝早く目が覚めたり、食欲が低下していたりしたら、うつ病の可能性が高いです。
うつ病になりやすい人は、自分からはあまり弱音を吐きません。早く治療を受けさせましょう。
病状についての詳細はこちらをご覧ください。
重症の対人恐怖(社会不安症)やパニック症でも閉じこもることがあります。
このような場合は、本人も苦痛を感じているので神経科の受診に結びつけやすいと思います。これに対して分裂病質とよばれる人格障害の方や、こじらせた不登校の場合には本人はなかなか専門医を受診したがりません。また、うつ病や統合失調症(精神分裂病)でも閉じこもることがあります。まずはご家族が神経科などの専門医へご相談されることが大切です。
各病状についての詳細はこちらをご覧ください。
10代から30代でこのような症状がある場合、統合失調症(精神分裂病)の可能性が高いと言えます。統合失調症(精神分裂病)といってもタイプはさまざまです。世間で思われているほど重症例ばかりではありません。早期に治療を開始することが重要です。
病状についての詳細はこちらをご覧ください。
双極性障害(昔は躁うつ病と呼ばれました)の躁状態である可能性があります。社会常識から逸脱した行動をする可能性もあります。本人の名誉のためにも、早期の治療が必要です。
病状についての詳細はこちらをご覧ください。
お酒が原因で大切な家族や友人との関係にひびが入ったり、仕事で遅刻や欠勤が多かったりすれば、アルコール依存症の可能性が高いと言えます。
やがては職場も解雇され、家庭も崩壊してしまう可能性が高いです。入院も含め早期に断酒する必要があります。まずはご相談ください。
いわゆる拒食症(神経性無食欲症)です。若い女性に非常に多い病気です。中には隠れて過食し、自分で嘔吐することもあります。やっかいなのはガリガリに痩せているのに、自分では太っていると信じ込んでいることです。本人は、病気だとも思っていません。
しかし、放っておくと身体合併症を起こしたり、場合によっては死に至ったりすることもあります。根気よく治療に結びつける必要があります。まずはご相談ください。
うつ病の場合、自分はまったく価値がない人間だと思ったり、悪いことをした、申し訳ないことをしたと思ったり、このままでは家の経済が成り立たなくなると思い込んだり、何か悪い病気にかかってしまったと思い込むことがあります。この場合、治療がきわめて重要です。
各病状についての詳細はこちらをご覧ください。