強迫症(強迫性障害)

強迫症って?

「何度手を洗っても不潔に思えてならない」
「何度戸締りをしても不安になって確認してしまう」
「身近にあるものが定位置にないと落ち着かない」

このように、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れなかったり、わかっていながら何度も同じ行為をくりかえしたりしてしまう病気のことです。強迫性障害、強迫神経症とも呼ばれています。正常な人でも大なり小なりこのような症状はあり、判断が難しい病気ですが、目安として1日に1時間以上そのことに時間を費やしてしまい、日常生活に多大な影響を及ぼしている場合は、一度専門機関の受診をお勧めいたします。

強迫症の主な症状

  • 汚れや細菌汚染を恐怖に感じ、過剰な手洗い、入浴、洗濯をくりかえす。また、ドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、触れない。最悪、外出が全くできない。
  • 車などの運転をしていて、常に事故を起こしてしまうのではないかと不安に思ってしまい、何度も周囲を確認してしまう。また、事故がなかったかニュースや警察で確認してしまう。
  • 誰かに危害を加えるかもしれないという不安が心を離れず、外出できない。
  • 戸締まりやガス栓・電気器具のスイッチを過剰に確認してしまう。
  • 自分の決めた手順で家事や仕事を行なわないと、気が済まない、または不安になる。
  • 不吉な数字や、幸運な数字に、縁起を担ぐというレベルを超えてこだわる。
  • 物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になる。

強迫症の原因

はっきりした原因はわかっていませんが、強迫症(強迫性障害、強迫神経症)の原因としては、脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていることが考えられています。その他、対人関係や仕事上のストレス、妊娠・出産などの環境の変化が発症に関係していると言われています。

強迫症が発症しやすい年代と性別

  • 10代半ば~40代
  • 男女差は特にない