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社会不安症(社交不安障害)

社会不安症の主な症状

人前で話をする時や字を書くとき、周囲に人がいて電話で話すとき、食事をするときなどに起こる症状

  • 自分の言動、表情、視線がもとで他人に変に思われたり、悪く思われたりしないか心配になる。
  • 頭が真っ白になり、困惑し、声が出なくなる。
  • 思うように話ができない。
  • 手足、体、声が震え冷や汗がでる。
  • 赤面する。
  • 動悸がして息苦しい。
  • 口が渇く。
  • 胃のむかつき、吐き気がする。
  • トイレに行きたくなる。

上記のような体験するうちに、その状況に対し、強い不安や恐怖を感じて起こる症状

  • 目立つことを恐れる。
  • 人目を避ける。
  • 電話に出ない。
  • デートやパーティーを避ける。
  • 学校や職場に行けなくなる。
  • うつ病やパニック症の症状があらわれる。
  • 自殺を考えてしまう。

社会不安症って?

人前で話をしたり、食事をしたりすると、極度に緊張するため、そのような状況を回避するようになる病気です。日本では対人恐怖症、赤面恐怖症とも呼ばれていました。社交不安障害とも言われています。パニック症のように大勢の人混みで起こるわけではなく、比較的小人数の集団内で起こることが多いようです。誰でも人前であがってしまうことはあると思いますが、社会不安症の患者様にとってはそれが耐え難い苦痛や恐怖であり、日常生活や社会生活が送れないほどの支障がでてきてしまいます。

社会不安症の原因

社会不安症の原因は、はっきりわかっていません。もちろん、実際に人前で何か大きな失敗や恥ずかしい体験をしたことで、発症することもあります。また、ストレスが生じた場合に脳内の神経伝達物質の働きが悪くなることも原因の一つとして考えられています。

社会不安症が発症しやすい年齢層と性別

  • 10代半ば
  • 男女差は特にない

社会不安症でお悩みの方、ぜひご相談ください。また当院には、箱庭療法や認知行動療法などの自由診療もございます。こちらもどうぞ検討ください。社会復帰(リワーク)や、復学をめざしている方は各プログラムへの参加をおすすめしています。