思春期・児童のうつ病

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思春期・児童のうつ病の主な症状

このような症状に思い当たることはありませんか。

体の症状

食欲不振（または過食）、身体痛、睡眠障害（不眠・過眠・早朝覚醒）、口数の減少、疲労感、行動制止（ひきこもり・不登校）、幻覚、妄想、意識混濁、多弁・多動（躁状態がある場合）

思春期で幻覚、妄想の症状がある場合はこちらもご覧ください

心の症状

憂うつ、無気力、無感動、孤独感、不安感、持続力・集中力の低下

思春期・児童のうつ病って？

お子さんもうつ病で苦しんでいる

うつ病の多くは成人にみられますが、子どもにも起こりうる病気です。ある調査では、小学生のおよそ10人に1人、中学生になると10人に2人が抑うつ傾向にあると言います。うつ病からひきこもりや不登校、非行などにつながる場合もありますが、本人も周囲の大人もこれが病気のせいだとは気付かないまま、苦しんでいる場合が多いようです。

双極性障害になる確率も高い

子どものうつ病は再発リスクが高く、また、気分が高まる躁（そう）状態とうつ状態を繰り返す双極性障害になる場合も多いです。いきなりよく喋るようになった、落ち着きがなくなったという場合にも注意が必要です。

気になる症状を見逃さない

子どものうつ病は主に食欲不振、睡眠障害などの体の症状としてあらわれます。大人と違って子どもは、自分の感情を周囲に伝える能力が十分に育っていないため、体にあらわれやすいのです。

早期発見、早期治療が大切です。お子さんの様子で気になる症状がありましたら、些細なことでも構いませんので、ぜひ一度ご相談ください。メンタルクリニックいたばしでは、ご家族の方からのご相談も受け付けています。

ご予約・お問い合わせ：03-3961-9603 ご予約・お問い合わせ：03-3961-9603

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思春期・児童のうつ病の原因

はっきりした原因はわかっていませんが、子どものうつ病は周囲の環境（勉強、友人関係、家族関係、近親者の死など）に大きく影響を受けるようです。また、遺伝的な要素も関係していると言われています。

思春期・児童のうつ病が発症しやすい年代と性別

• 10代前半
• 小学校高学年頃までは男子に多いが、中学生頃から女子に多くなる。

思春期・児童のうつ病の治療方法

患者様とお話し、信頼関係を築きながら一緒に問題を解決していく治療方法です。お薬などもありますが、それだけに頼らず心理療法を併用しながら患者様をサポートしてまいります。

保険診療の他、言葉で感情を表現するのが苦手な患者様には箱庭療法、遊戯療法などもありますので、どうぞご相談ください。

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