ホーム >  注意欠如多動症 サンプル

注意欠如多動症 サンプル

注意欠如多動症の主な症状

不注意症状

  • 注意力が持続できない。
  • 話をちゃんと聞けない、または聞いてないように見える。
  • 指示やスケジュールに従うのが苦手。
  • 整理整頓ができない。
  • 時間管理ができず、期限に遅れる。
  • 忘れ物や失くし物が多い。
  • 外部からの刺激で注意散漫となる。

多動・衝動症状

  • 手足をもじもじしたり、そわそわしたりする。
  • 長時間の会議などで座っていられない。
  • 静かに過ごすべき場面で、落ち着きなく動いてしまう。
  • 喋りすぎる、または相手の話を遮って話してしまう。
  • 順番が待てない、思いつくとすぐに行動に移してしまう。

これらの症状は家庭、職場、学校、公共の場などの2か所以上の環境で確認されます。

注意欠如多動症って?

人の話が聞けない、忘れ物が多いといった不注意症状や、会議でじっとしていられない、思いつきで動いてしまうといった多動性・衝動性の症状が6か月以上にわたって続く状態を言います。ADHDとも呼ばれています。かつては子供特有のものと考えられていましたが、近年では大人になっても特性が残り、仕事でのミス、対人関係など、社会や学生生活で深刻に悩まれている方も多くいらっしゃいます。

注意欠如多動症の原因

注意欠如多動症(ADHD)の原因はすべてが解明されたわけではありませんが、脳内で情報を伝える神経伝達物質(ドーパミンやノルアドレナリン)が不足し、スムーズに働いていないことが深く関係していると考えられています。

注意欠如多動症が発症しやすい年代と性別

  • 幼少期から特性が見られ、成人期まで持続する場合が多い
  • 男性に多い傾向がある(女性は不注意症状が目立つ場合もあります)

当院は18歳以上の成人の方を対象とした診療を行っております。仕事や学校、日常生活での生きづらさでお悩みの方は、まずはご相談ください。

注意欠如多動症の治療法

服薬:コンサータについて

注意欠如多動症(ADHD)の特性(不注意症状・多動性・衝動性)には、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの不足が関係していると考えられています。コンサータ(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)は、これら伝達物質の再取り込みを抑えることで、脳内の情報伝達をスムーズにし、症状を改善する効果が期待できるお薬です。

主な副作用として、食欲低下、不眠、動悸、口の渇きなどが現れることがあります。

コンサータ登録医療機関・登録医が在籍

コンサータは治療効果が期待できる反面、依存性や副作用のリスクを避けるため、非常に厳格な「ADHD適正流通管理システム」によって管理されています。処方ができるのは、学会や委員会が定める要件を満たし、国に登録された「登録医療機関」および「登録医」のみに限定されています。

当院は、この処方資格を持つ登録医が在籍する登録医療機関です。
処方に際しては、問診や検査を通じて診断基準を慎重に確認し、有効性と安全性が認められた方にのみ処方を行っております。

コンサータに関するよくあるご質問

Q.初診の当日にコンサータを処方してもらえますか?

A.当日の処方はシステム上行えません。

コンサータは、厚生労働省の通知に基づき運用されている「ADHD適正流通管理システム」により、厳格に管理されています。処方に際しては、確定診断のための心理検査や詳細な診察、および第三者(ご家族など)からの情報収集、さらには患者様ごとのカード発行(登録手続き)といった慎重なプロセスが国によって義務付けられています。
そのため、初診当日に処方を行うことはできない仕組みとなっております。

Q.診察を受ければ必ずコンサータを処方してもらえますか?

A. 医学的判断に基づき、診断基準を満たさない場合は処方できません。

コンサータの処方は、国際的な診断基準に基づき、医師が「薬物療法が必要である」と医学的に判断した場合に限られます。
診察や検査の結果、診断基準に合致しない場合や、他の治療法が優先されると判断された場合は、ご希望があっても処方できないことがございます。

Q.コンサータに依存性はありますか?

A.適切な処方管理のもと、正しく服用いただくことが重要です。

コンサータは、アルコール等に見られるような強い「身体的依存(薬を中断した際に身体的な離脱症状が出る状態)」は少ないとされています。
しかし、長期間の服用により、心理的に薬に頼ってしまう「精神的依存」や、体が薬に慣れて効果を感じにくくなる「耐性」が生じる可能性が否定できません。
そのため、「ADHD適正流通管理システム」に基づき、登録された医師が患者様の状態を継続的に確認し、適正な用量を決定することが義務付けられています。

Q.他院でコンサータを処方されていましたが、継続できますか?

A.前医からの「紹介状」が必要です。制度に基づき、改めて当院で継続の可否を判断いたします。

コンサータは「ADHD適正流通管理システム」により、患者様一人ひとりの処方状況が厳格に管理されています。安全に治療を継続するため、転院の際には必ず前医からの「紹介状(診療情報提供書)」をご持参ください。

紹介状によりこれまでの診断根拠や処方履歴を確認した上で、改めて当院の登録医が継続の可否を医学的に判断いたします。紹介状がない場合は、国が定める診断プロセス(検査・診断)を最初からやり直す必要があるため、当日や短期間での処方は行えません。あらかじめご了承ください。